きみはスーパーアイドル

いち大橋担の忘備録

大橋くんを初めて見てから大橋担になるまで 2015年夏~秋

Jr.担にだけはならないと決めていた。

次の仕事がわからず、出ると思っていたら出なかったり、出ないと思っていたら出たり、突然ユニットができたりなくなったり、人数が増えたり減ったり、見かけなくなったと思ったら退所していたり、と思ったら辞めておらず復活したり。ジャニーズJr.にはそんなことが日常茶飯事で、それで辛い思いをする友達をたくさん見てきた。

みんながデビューという狭い枠を狙って、日々競いながら切磋琢磨している。と書くと聞こえはいいけれど、なんと不安定な存在だろうか。日常生活の娯楽として取り入れるには、荷が重すぎると思っていた。

だから、深入りしてしまわないように、あまり関心を持たないように心掛けていた。

 

そんな私が5年前、大橋和也くんに転がり落ちた時の話。 

 

もともと関ジャニ∞が好きで、その流れで関西ジャニーズJr.も応援していた。全詳しくないけれど、漠然と関西のジャニーズみんな頑張れと思っていた。

大学生の時にA.B.C-Zのファンになり、エイトが出なくなってからほとんど見なくなったザ少年倶楽部をまた録画するようになった。

 

その少年倶楽部で年1回放送がある「ザ少年倶楽部in大阪」。

通常の放送よりA.B.C-Zの出番は少ないなあなんて思いつつ、番組を見ながらいつものようにTwitterを開くと、ある言葉がしきりに目に入る。

「ビグゲがやばい」「ビグゲの○○が、、」「ビグゲかっこよすぎ、、、、、」

みんながビグゲ(BIG GAME)の話をしていた。本当にみんな。

 

そんなにかっこいいの?どれどれ、私もちゃんと見てみようかな。

この安易な発想が最後だった。

 

 

「あ、龍太くんだ、康二だ、みんなかっこいいな

 

『♪果敢にもっと暴れたい』

 

 

、、、、、、、何この子、、、、、、、、、、、、、」

 

 

このたった1フレーズにとんでもない衝撃を受けた私は、その時点でもう「近いうちこの子を担当にするな」と確信してしまっていた。

後日友達に話すと「そこで?(笑)」とちょっと笑われたのだけど、たった数秒アップで映った大橋くんは、出演者の中で見るからに若そうなのに堂々としていて、その芯のある姿にすっかり引き込まれてしまったのだ。

そのまま映像を見ていると、大橋くんはバック転の着地が綺麗で、曲終わりにはなぜか暗転の中控えめにダブルピースをしていて、ますます気になった。

 

それから大橋くんのことを調べまくった。

福岡生まれ。大阪育ち。18歳。 18歳!?

その時の私は社会人。社会人が高校生にドハマり。

ギリギリだ。

何歳の人が何歳のアイドルのファンになろうとも自由だと今は心から思うけれど、当時の私はまだ年齢差に少し抵抗があった。

けど実際はそんな躊躇をする暇もなく、もう一日大橋くんのことで頭がいっぱい。

いっぱい過ぎてそれまでのTwitterアカウントでつぶやくのが恥ずかしくて、大橋くん専用のアカウントを作った。

仕事中もほとんど大橋くんのことを考えていたし、家に帰ったら手元にある過去の映像や雑誌を探せるだけ探して、全部見てから寝る毎日。

 

そして専用アカウントを作って1か月弱、大橋担になることを決意。

大層な言い方だけど、前述したようにJr.担という立場にかなり身構えていたので、私には覚悟が必要だった。

 

こうして小さく始まった私の大橋担人生。

こんな感じで2020年まで振り返っていきたいと思う。